バスマティライスで作る絶品!東南アジア風チキンフライドライス(
チキン炒飯といえば日本でも中華料理として定番ですが、今回のチキンフライドライスはバスマティライスを使った東南アジア風のチキンフライドライスの作り方を紹介します。

ここカナダでは移民が多いので世界各国の料理が割とすぐ食べられます。私がよくテイクアウトで注文する、すごく美味しいショワルマ(shawarma)のプレートがあるんですが、このライスがすごく美味しくて、バスマティライスを使っているようでした。
バスマティライスとは
インドやパキスタンなどで主流のお米です。インディカ米(長粒種)に属するので日本のインディカ米と比べると細長く、繊細で優れた芳香で有名な香り米です。

香り米といっても、ジャスミン米よりも匂いは少なく癖がないように感じます。インディカ米なので粘りが少なく、炒飯などに最適です。
日本でもインド系のお店でよく使われているようです。ネットでも購入できますよ。
フライドライスだけど炒飯じゃない
フライドライス=炒めてあるご飯ということで、チキンフライドライスとはチキン炒飯のことです。
しかしフライドライスといっても、中華系のお店だと炒飯が出てきますが、インドネシアやスリランカ系の料理のお店だと、炒飯というよりもナシゴレンのような焼き飯が出てきます。
今回は、炒飯というよりもパキスタンやスリランカなど主に東南アジア風のフライドライスになります。
ポイントは、バスマティライスをチキンブロスで炊くとこです。お米をチキンブロスで炊くことで、より味わい深い美味しいフライドライスになります。
チキンブロス(ブイヨン)について
カナダではチキンブロスは市販で液体のものがお店で売っているのですが、日本ではあまり見たことないですね。

チキンブロスは日本でいうダシのようなもので、様々な料理に使われています。
チキンブロスではなくチキンブイヨン(フランス語)のが馴染みがあると思います。クノールから粉末も出てます。
チキンブイヨンは味付けがされているもので、そのままスープとして使えます。チキンブロスは味付けされていないもので、塩を加えて味付けしないといけません。
私は液体のものも使いますが、粉末のものも常備しているので、液体のチキンブロスが無い時でもすぐ作れるので便利ですよ。

材料(2〜3人前)
- バスマティライス 1カップ
- チキンブロス 2カップ
- 鶏肉 胸肉もしくはモモ肉 150g
- パプリカ 赤1個
- 小ネギ 3本
- コーン 1カップ
- ★ 醤油 大さじ2
- ★ メープルシロップ 大さじ2
- ★ ごま油 大さじ1
- シラチャー・ソース お好みで 適量
- 塩、コショウ 適量
シラチャー・ソース(Sriracha sauce)とはタイ生まれのチリソースで、アジア系の食事にスパイスとしてよく合います。辛いのが好きなら好みでかけます。無ければどんなホットソースでもいいです。

作り方
1.鍋にバスマティライスとチキンブロスを入れて蓋をして火にかけて中火で10分煮る。
汚れが気になるのなら水でさっと洗ってもいいですが、私はそのまま入れてます。
2.その間に材料を刻む。鶏肉を細かく刻む。パプリカを角切りにする。小ネギは小口切りにする。

ここで使う野菜何でもいいです。ここでも玉ねぎとセロリを使っています。冷凍のミックスベジタブルとかでもOKです。
3.★の調味料を混ぜておく。

4.ご飯が炊けたら、蓋をしてそのまま使うまで蒸らします。

5.肉と野菜に火が通ったら、★の調味料を加えて和える。

6.素早くご飯を加えて全体的に混ぜます。

7.お皿に盛って完成です。

辛いのが好きならお好みでシラチャー・ソース(Sriracha sauce)をかけます。
シラチャー・ソースは、★を混ぜる時に一緒に混ぜてもいいです。

このレシピは私のお気に入りです。何と言ってもご飯を炊くところから20分程でできて、なおかつ激ウマなところです。