アルファ米で作る食べるチキンライススープ
寒くなりましたね。冬になるとスープの出番ですね。
我が家ではヘビロテのスープが2つあるのですが、その1つがこちらのチキンライススープです。

このスープのレシピは私の義母さんが教えてくれました。
夫の子供の頃にもよく作っていたそうで、一度食べてすごく美味しくて、思わずレシピを聞いたのを覚えています。
今ではその義母さんも体が悪くなり、家族で毎週ご飯を作って差し入れしているのですが、私は義母さんにこのスープを作ってあげています。
材料(6〜8人前)
- ニンジン 大2本
- 玉ねぎ 大2個
- セロリ 2〜3本
- キャベツ 3〜4枚
- 鶏むね肉 大1
- * アルファ米 1合
- * キャンベル チキンブロス(900ml)1パック
- 水 6カップ前後(目分量でもOKです)
- ベイリーフ 1枚
鶏肉は冷凍のものでもOK。使う際に鍋に水を張って鶏肉を凍ったまま入れて火にかければそのまま調理されます。
キャベツはあってもなくてもOK。ある時は入れてます。ベイリーフもあれば使いますが無くてもOKです。
アルファ米とは?
アルファ化米とは、炊飯または蒸煮などの加水加熱によって米の澱粉をアルファ化させたのち、乾燥処理によってその糊化の状態を固定させた乾燥米飯のことである。加水加熱により糊化した米澱粉は、放熱とともに徐々に再ベータ化し食味が劣化するが、アルファ化米はこの老化が起こる前に何らかの方法で乾燥処理を施した米飯である。
Wikipedia アルファ化米 より
つまりアルファ米とは、一度炊いたご飯を急速乾燥したものです。非常食や長期保存食として重宝する食品なので、災害用や備蓄用として常備している家庭もあるかも知れませんね。

ここでアルファ米を使うのは、通常の炊いたご飯やお米だと、スープ内のご飯がべちゃべちゃになってしまいます。
アルファ米を使うことによって、スープ内でもご飯の形が崩れず、食べた時に粒々が残って舌触りが良いです。
*お米は1合とありますが、お米の量によってスープのとろみ具合をお好みに調節してください。
チキンブロスについて
私が普段使うのは、キャンベルのチキンブロス(900ml)1パックですが、無い時はクノールの粉末のチキンブロスを使います。

日本ではチキンブロスはなかなか手に入りにくいと思いますので、チキンスープやチキンブイヨンなどを使うと良いかと思います。
ただし、チキンブロスには味付けがされていませんが、チキンスープやチキンブイヨンは味付けがされているので、最後の塩・こしょうの調整の部分が変わります。
作り方
1:鍋にキャンベルのチキンブロス(900ml)を入れ、鶏肉を入れて火にかけます。鶏肉は冷凍のものでもOK。

粉末のチキンブロスを使う場合は、私が使っているものは1カップにつき小さじ山盛り1杯なので、鍋に4〜5カップの水を入れ(もしくは鍋の1/3程度の水を入れる。目分量でもOK。)、鶏肉を入れて沸騰させ、粉末のチキンブロスを小さじ山盛り4〜5杯入れています。
2.フードミキサーがあればフードミキサーを使い、無ければ包丁で野菜を細かく刻みます。
うちはフードミキサーでガガガっとやってしまいます。子供が小さいのでかなり細かくしてます。

しかも同じ硬さのものは一緒に入れてしまうという時短ぶり。刻んだ野菜は全て鍋へ投入します。

3. ローリエの葉を入れて20〜30分程度煮込みます。

4. 野菜が煮えてきたら、トングで鶏肉を取り出し、まな板の上で冷まします。アクが出てきたら取ります。

5:アルファ米を入れてかき混ぜ、最低でもアルファ米の調理時間ほど再度煮込みます。(我が家では最低でも5〜10分程度は煮込みます。)

6:鶏肉がある程度冷めたら、手で鶏肉を細かくほぐします。

7:ほぐした鶏肉をスープに戻します。水が減っていたら足します。

とろみや具材が多く感じたら、水を足したりして好みの濃度にしてください。
7:ボウルに盛って、塩・こしょうで味を整えて完成です。

※このスープはそのままでは味が薄いので、食べる前に食べる人が塩・こしょうでお好みで味を調節してもらいます。
こうすることによって、減塩の人や、濃い味が好きな人でも一緒にスープが楽しめます。
チキンスープやチキンブイヨンを使った場合は、すでに味付けがされているので、最後に味を整えれば個人で味付けをしてもらう必要はありません。

冷蔵庫で保存すれば1週間程度保存が可能です。温めてスープジャーに入れればお弁当にもなります。
野菜がいっぱい食べられ、すごく温まりますよ。